制作過程
今回は第39回元陽展(H20.10.5〜10.14) 東京都美術館(上野公園)への出品作品の制作です。
仕上げは9月15日までは完成させたいものです。
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サインもいれ完成です。
部分拡大(シェルマチェール)
全体(一応イメージどおり)
B次に外周をローシェンナで、その内側をローアンバーを塗ります。
ここまではアクリルカラーを使いました。中央はハイライトのため、ホワイトで残しておくことにしました。(08.5.31)
今年の夏は暑すぎました。途中何度か上塗りし、マチェールをつくり、8月24日(日)の研修会で、U先生から助言をいただきました。
・ガマの冷たいところや明暗があれば
・外側のイエローオーカーはいかにも香月泰男さんを真似ている
・額縁も黒のマット状がよい
これを受けて描き直したのが次の絵です。いよいよ最終段階です。今日は天気がよかったので、近くの公園で制作しました。(08.9.5)
↑ほぼ完成の中心部、 ↑ヨコ脇にも丁寧に黒(マット)で塗ります。
いよいよ本日(9月15日)は広島から東京都美術館へ搬送の日です。完成です。
「第39回元陽展」は10月5日(日)〜14日(火)まで、東京都美術館(上野公園)で開催されます。
この絵を見ていただき、沖縄高等師範学校の学生の気持ちを汲んでいただけたら、本懐です。(08.9.18)
@まず、大作100号ですので、エスキースなしでは難しいと思い、10号でエスキースを作ってみしました。
中央部の人影は入れるか入れないかまだ決まっていません。(08.5.17 )
Dまたまた久しぶりにこの作品に向き合いました。
今回はこの間にグループ「集」出品用にF50号に同じモチーフで描きました。
いわばこれもエスキースと思い、こちらはアクリルで最期まで仕上げました。この時期、温度が30度を超えていますので、乾燥は速い、速い描いているそばから乾燥します。
さて、本題の方エスキースを参考に色を塗り重ねました。
今度は、アイボリーブラック、ジンクホワイト、ローシェンナ、インディゴの4色しか使いません。
オイルはマットペインティングオイル、オドレスペトロールを使い、筆は100円ショップの豚毛刷毛、パレットはこれも100円ショップのアルミ皿です。
画題「追悼・沖縄健児」 (F100号)
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昨日も天気がよかったので、やはり同じ公園で額縁の色を塗りました。
「額にいれて絵は完成だから」と(故谷口勝司先生)の言葉から、額選びには慎重です。
十数年まえから、ヨコ脇にも描いていますので、額縁も手作りです。
一昨年までは自宅で作っていたのですが、マンションなので、金槌や鋸の音を出すまいとして。今回からは、約6q離れた、ホームセンターまで行って作りました。
まず1800×900×5.5ミリのラワンベニアを13センチに4枚切ってもらいました。そしてSPF材(1800×30×40)を買い、ボンドとベニア板とをくっつけ、長さをミリ単位で調節し、最後は押し切りで45度にカットします。
家に持ち帰り、家の前の公園でアクリルを2度塗りして、完成です。(08.9.6)
C久しぶりにこの作品に向き合いました。特に意味は無いのですが、グループ展「元陽三人展」やその他もろもろがあり、ついつい後回しになりました。
今回はおもに朱色系を下塗りに使いました。(08.6.17)
またしばらくベランダで乾燥させます。
途中パレットにあまった色々な色を置いています。いづれほとんど見えなくなりますが、岩の厚みを出すため必要です。