今回は2017年3月14日(火)~20日広島県立美術館地階ギャラリーで開催されている「穴吹デザイン専門学校卒業修了制作展2017」と「第51回広島美術研究所展」を渡り歩いたので両方を、気楽に鑑賞した。(決して「ちゃいました」の幼児語は、この年では使いません)
フィールドに近くて、すぐにでも使えそうなデザインが多い。広島にこんな専門学校があることは誇れる。
マンガ家のヤマサキマリさんが言っていた「油絵では食っていけないからマンガ家になった」と。かんばれ若いクリエーターたち
「第51回ひろしま美術研究所展」 県民ギャラリー4~5室」
「穴吹デザイン専門学校卒業修了制作展」 県民ギャラリー1~3室」
広島県立美術館の貸ギャラリーは5室あるが、1~3室の広さと4~5室のスペースは一緒だ。ということでこちらも64名102点が展示。
戦後ひろしまでは初の本格的美術学校として昭和35年に開設されている。以来、幾多の作家が育ち、世に送り出している。講師陣も幅広い分野に亘り一流どころがずらり。逸材は出るべくして出ている。
地階へ降りる階段のすぐそばにあるのが第2室。9年前、当校へはIT技術者の新卒採用のためほうもんしたことがある。でもこの時は結局応募がなかった。それ以来この卒展は毎年見ているつもりだ。このモノクロームのポスターも品がある。
今年もグラフィックデザイン科の学生60名、マンガ・アニメーション学科73名、CG・ゲーム学科49名、建築学科13名、インテリアデザイン学科28名、商品企画デザイン学科28名の修了・卒業制作が並ぶ。
今回は64名102点が並ぶ。こちらはコース設定の日時から働きながら学んでいる人と見る。「臨床美術士」の養成講座もあり多様だ。
青春時代、仕事もさておきマージャン、クルマ、パチンコに明け暮れていた筆者は自責の念でいっぱいだ。こんな若き日に戻れるものなら戻りたい。