コテージ風の建物15棟で一年間発表できる。作家の方もこれに応えようと作る品を作り続ける。
また講師派遣やワークショップを通じて、地元の人たちは身近に芸術を体験できる。作家と地元市民をつなぐこの活動はすばらしい。
私も5月に吉田中学校の写生大会、9月に可愛小学校の「文化財を描こう」、11月には美土里小学校の「自画像」、12月には刈田小学校へ「自画像」の講師で出かけた。
゜それぞれが故郷への想いや、自分自身の表現などしており、むしろこちらが楽しんでいたのかも知れない。
美土里小学校では自画像をみてその子供の性格を言い当てると、ある生徒が「今日初めて会ったのになんでそんなことが分かるのですか」と言ってきた。
それに対して「私はみんなのおじいさんの歳です。いままでにいろいろな人と出会い、いろいろな絵を見てきた。それからの経験ですよ」と答えた。
私は、入館が決まると同時に「安芸高田市ふるさと応援の会」に入会した。会報では安芸高田市歴史紀行をよく読んだ。広島支部総会にも出席し、新しい方との出会いもあった。
バスツアーではガイド付きで安芸高田市の歴史をより深く知ることができた。意外と毛利元就の墓は大きくはなかった。
神楽門前湯治村では温泉と神楽と弁当の三つを一度に堪能できた。
安芸高田市へのお礼として今後も「ふるさと応援の会」と「ふるさと納税」は続けるつもりだ。