2007年7月、「やまぐちの文学を辿る道」(やまぐち文学回廊構想推進協議会編)で偶然、岡不可止様の名前を見つけ、親近感を憶えました。
さっそくルーツ探しに入り、編集元に問い合わせたところ、以下の回答がありました。(山本様より原文のまま)
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次に、西村様のお名前の由来は、お父様が中学生の時に尊敬されていた校長先生 のお名前とのことですが、岡不可止は明治43年(1910年)生まれです。西村様が 1946年のお生まれだということですから、お生まれになった時、岡はまだ 36歳ということになります。したがって、西村様のお名前の由来はこの「岡不可止」ではないと思われます。
 なお、岡不可止は山口県庁に勤務しており、中学校の教師及び、教育長であった という記録は残っていません。(歴代の県の教育長の中に「不可止」という名の人物はいませんでした。)
 せっかくメールをいただきましたが、残念なお答えになり、申し訳ありません



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私は父母から貰った一番の喜びは、いままで大きな病気をしなかった健康な身体と、二番目はこの不可止という名前です。珍しいことも手伝って早く名前を憶えて貰えました。とても気に入ってます。

また別便で年譜をいただいたのですが、私の父との接点はありませんでした。


父は既に他界しているので、母に、50年ぶりに再度聞きました。
「中学校校長は岡正彦さん、岡不可止さんはその弟」と言いました。
なんだ、そうなんか、それだったらつじつまが合う。岡正彦さんにお願いしたのだった。
自分の勘違い、思い込みが50年もの間、うそを言っていました。本当にごめんなさい。

小学生の頃、学校で先生が「だれが、何の期待を込めて名前をつけたのか聞いてきてください。」と言われた。
 父に尋ねると、やや照れた様子で「不可止くらいの字数の少ない漢字だったら少々バカでも書けるから」と言っていました。
 後日、再び尋ねると今度は母が「父ちゃんの中学校の時の校長先生で、岡不可止さんという方が居られ、子供が生まれたら、ぜひこの名前をつけさせてくれ、と頼みこんで、ええよといわれたから」と言っていました。
私はこの言葉を信じて61歳までこれで通しました。

岡 不可止 様 関連リンク(山口県のホームページへ)